高山寺は伝承によると大同2年(807)に坂上田村麻呂が戦勝祈願のために弘法大師作の聖観世音菩薩を安置して堂宇建立したと伝えられております。以来、1200年の法灯を今に伝え、北信唯一といわれる三重塔をはじめ、多くの伽藍を備える寺院として年間多くの参拝者が訪れております。
しかし、高山寺はこれまで幾度となく伽藍存続の危機に遭い、そのたびに多くの信徒に支えられてきた寺院であります。特に元禄年代に行われた三重塔の再建には木食山居上人の勧進によって10万を超える人々の寄進が集められ、小川村だけにとどまらず、資料によれば中信、南信地方にも勧進されたのではないかと記されております。
このように古来より多くの方々に愛され、守られてきた経緯はひとえに皆様の熱い観世音菩薩様への信仰によるものと考えております。
8月10日は観世音菩薩様の「功徳日」とされ、この日にお参りすると四万六千日の功徳が得られると伝えられております。そこで8月10日を、秘仏とされております本尊聖観世音菩薩の年に一度の開帳日とし、本年も「観世音菩薩開帳特別大護摩祈祷供」を厳修させていただきたいと存じます。
本尊聖観世音菩薩御開帳「四万六千日」
当日は午前9時より午後8時までご本尊様をご開帳いたします。
護摩祈祷は午前11時より随時開催いたします。
御祈祷のお申し込みは下記よりお願いいたします
ご参拝記念としまして「聖観世音菩薩御開帳記念御影」を御授与いたします(数量限定)
同時開催 「534さんきょ市」
コロナ禍の中にはじまったお寺マルシェ「534さんきょ市」ですが、ついに3年目を迎えました。毎月開催しているさんきょ市ですが、8月は唯一の平日開催!もしかして夜の市もあるかも、、、皆様のご来場お待ちしております。
これからも皆様に寄り添い、親しまれる寺院となるため、
尽力してまいりますので、ご参詣、ご支援賜りますようにお願い申し上げます。
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